DeNAベイスターズ「聖地」誕生 厚木・白山にサイン入り道標


山頂の道標「優勝決意の地」を撮影するベイスターズファンの女性=2024年1月12日、佐藤浩撮影

山頂の道標「優勝決意の地」を撮影するベイスターズファンの女性=2024年1月12日、佐藤浩撮影© 毎日新聞 提供

 神奈川県厚木市と清川村の境にある白山(飯山白山、標高約284メートル)でプロ野球・横浜DeNAベイスターズの選手らが自主トレーニングをすることから、同市はこれにちなんだ道標を山頂などに設置した。「スポーツの聖地」として、新たな観光資源になるようにと設置し、期待通りベイスターズファンが山頂を訪れている。

 白山はハイキングコースになっており、ベイスターズや他のスポーツの選手が毎年“チーム厚木”として自主トレに励んでいる。

 道標は、飯山観音(長谷寺)のハイキングコース入り口に設置した「栄光への坂道」と、山頂の「優勝決意の地」の2基。御影(みかげ)石製で高さ120センチ、側面には「チーム厚木の選手達が頂を目指しトレーニングに励む場所です」と刻まれている。6日にはベイスターズの山崎康晃投手ら6人が登り、側面にサインをした。

 山頂にたどり着いた、横浜市のベイスターズファンの女性2人は、道標の写真を撮影したり、眺望を堪能したりして「いい天気で、気持ち良かった」と笑顔で話した。【佐藤浩】

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